
2023-08-17
インタビュー
日本を良くするために、自分にできることを。
Yazawa Ventures 矢澤麻里子さん
Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はYazawa Venturesの矢澤麻里子さんにお話を聞きました。
矢澤麻里子
ニューヨーク州立大学を卒業後、BI・ERPソフトウェアのベンダにてコンサルタント及びエンジニアとして従事。 国内外企業の信用調査・リスクマネジメント・及び個人与信管理モデルの構築などに携わる。 その後、サムライインキュベートにて、スタートアップ70社以上の出資、バリューアップ・イグジットを経験した後、米国Plug and Playの日本支社立ち上げ及びCOOに就任し、150社以上のグローバルレベルのスタートアップを採択・支援。出産を経て、2020年Yazawa Venturesとして独立。投資条件や投資実績がわかる!矢澤麻里子さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)
矢澤さんが投資家になったきっかけは何ですか?
投資家になったきっかけとしては、日本をより良くするためにどうしたら良いか、と考えた時にスタートアップの仕組みに魅力を感じたからです。
バックグラウンドから話すと、大学時代はニューヨークの大学でCriminal Justiceという、「犯罪司法」を専攻していました。同じ専攻の人々が進む先は警察や弁護士だったのですが、その進路が自分にマッチしているのか、を考えた時に違うかもしれないと感じていて。
事業への興味から、自ら起業に挑戦したいという考えもあったので、大学卒業後、ニューヨークシティに移り、起業の試みをしました。結果としては、全然うまくいかず、その後、日本に戻り、エンジニアとしてのキャリアを歩み始めました。
エンジニアになったのは、小学校や中学校の頃からプログラミングに興味を持ち、実際にコーディングの経験もあったからです。小学校の6年生の頃からWindows95を使い始めていました。
その後、コンサルタント・エンジニアとしてのキャリアを積みながら、信用調査などの仕事にも従事し、企業の信用調査や収益性の分析、個人の信用リスクの予測など、数値を活用した業務に携わる中で「このままでいいのだろうか」という疑問がふと頭をよぎり、日本をより良くするためにはどのような貢献ができるのか考えるようになりました。
そんな時に知ったのが、ベンチャーキャピタリストの存在です。今、ファンドの投資家で入ってくれているNTVPの村口さんやベンチャーキャピタリストの存在を雑誌で読み「こういう人がいるんだ」というのを知りました。
特に未上場の企業に投資を行い、成功すれば自身にも利益が入る仕組みには魅力を感じたんです。当初はコンサルタントの道も魅力的でしたが、時間的な制約がある中でサービスを拡大することには限界があると感じ、ベンチャーキャピタルの世界に進むことを決意しました。
現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか?
Yazawa Venturesは現在、「働く」というテーマに基づいて、働く関連の課題を解決するスタートアップに投資しています。
「働く」とは、企業の生産性向上など、BtoB SaaSなどのサービスによって実現される要素と、個人の働き方に関連する要素の2つの柱を考えています。
時代の変化やアフターコロナ、ウィズコロナの状況を踏まえ、働く環境や方法は、今より柔軟になっていくことが予想されます。人々がより良い働き方を実現するためには、収入や働き方の変化に関連する課題の解決や、ヘルスケアや教育などの分野にも注目が必要です。そうした視点から、Yazawa Venturesは投資を行っています。
また、女性の活躍促進もテーマの一つとして位置づけています。私自身は「働く女性が働くことを推奨しない家庭」で育ちましたが、やっぱり働くってすごく楽しいこともあるじゃないですか。人にちゃんと頑張ったものを認められるであったりとか、結構、人の生きざまにもかかってくる部分だなと。まさに、人生そのものだなと思っていて。
女性に関しては、結婚や家庭の事情などで、働くことが軽視される状況がまだまだ残っている部分もあると思っています。そこを変えていく事が、日本を元気にすることにも繋がるかな、という視点で投資先としても焦点を当てています。
魅力を感じる事業や起業家はどのような人ですか?
投資検討においてはまず、「働く」関連の課題を解決するスタートアップであることが重要です。また、弊社はプレシード・シード特化のため、ゼロから新たなビジネスを立ち上げるタイミングや、プロトタイプや製品がまだ存在しない段階でも投資可能です。
その中で、特に魅力を感じるのは、起業家自身が情熱を持っていること。エンジニアがいる事も望ましいですが、エンジニアがいなくても関係者を巻き込む能力を証明できると良いですね。情熱を持ち、これらの要素を備えた起業家と出会いたいです。
今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!
起業に興味を持っている方に対して、ぜひ一度チャレンジしていただきたいと思います。起業は困難な道であり、リスクも伴いますが、挑戦する価値は自身の成長にとっても大きいものです。実際に挑戦してみると、思いがけない形で多くの人々がサポートしてくれることもあります。だからこそ、起業には「チャレンジする価値」があると思います。
最近女性起業家特化ファンドとも思われることもありますが、全くそんなことはなく、男女問わず積極的に投資もしておりますので、起業しようと思ったら、ぜひYazawa Venturesに声をかけていただきたいです。
ご自身も様々な経歴やご経験を持ちながら、投資家として活動されるYazawa Venturesの代表の矢澤麻里子さん。働く中での課題や女性の活躍推進の分野には様々なご知見をお持ちです。起業に興味のある方には、一度チャレンジして、Yazawa Venturesにぜひ声をかけてください。
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